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建売住宅の耐震等級について!注文住宅との違いや調べ方も解説!

耐震

吉田 健司

筆者 吉田 健司

不動産キャリア21年

お客様には、私達のサポートを介して難しい不動産取引をよりわかりやすく有意義に行って欲しい。そんな思いでR-homeを作りました。

建売住宅の耐震等級について!注文住宅との違いや調べ方も解説!

家を購入する際、まずは同居する方の安全の確保を最優先に考える方は多いかと思います。
とくに地震に対する強度を重視する方は多い一方で、その情報はどこから得られるのかわからない方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、建売住宅と注文住宅との耐震性の違いに加えて、強度の調べ方についても解説していきます。

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建売住宅と注文住宅で耐震性に違いはあるのか

建売住宅と注文住宅で耐震性の違いはありません。
一般的に、建売住宅は注文住宅よりも安価で、品質面や、強度に対する不安を感じる方もいらっしゃるかと思います。
ですが、価格によって耐震強度に違いが出ることはないのです。
その理由は品質を落として安価にしているわけではなく、設計から販売までの過程を効率化していることで建築にかかるコストをおさえているためです。
具体的には、土地と建物をセットで販売し、事務コストを下げたり、建材の大量発注で原価をおさえたりしているといった点です。
また、どの建物も建築基準法に基づいた設計基準で建てられているため、価格面以外でも心配はないです。

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建売住宅での耐震等級1はどのくらいの強さなのか

そもそも耐震等級とは地震の揺れに対し、建物の耐久性をあらわした等級で、3段階に分けられ、数値が大きいほど強度が高くなります。
また、等級が上がるごとに、1.25倍、1.5倍と強度が上がり、より安心して住むことが可能です。
そして、一般的な建物のほとんどは等級1で建てられており、建築基準法に定められている基準はクリアしています。
ですが、等級1の基準値は震度6~7の地震がきても、倒壊は免れますが、地震後は大規模の修繕が必要となる可能性が高いです。
つまり、等級1の建物では大きな地震が「1回」発生すると、そのままの状態で暮らすには難しいと言えるでしょう。

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耐震等級の調べ方

耐震等級は、住宅性能表示制度による評価書で調べることが可能です。
ただし、評価書の取得は任意であるため、建物によっては取得しておらず、不明なケースがる点には注意が必要です。
また、評価書は設計住宅性能評価書と建設住宅性能評価書の2種類あり、重視したいのは建設住宅性能評価書です。
その理由は、設計住宅性能評価書は設計図での水準を記したもので、実際に完成した建物性能との差が生じる可能性があるためです。
そのほかには、住宅会社のホームページに記載されている詳細を確認する調べ方もあります。
それでも記されていない場合は、長期優良住宅かそうでないかで判断する方法もあります。
理由として、長期優良住宅は耐震等級2以上の取得が必須だからです。
なお、ホームページに記されていない場合は、等級を取得していないケースも考えられるため、必ず事前に建売住宅を建設した会社に確認することをおすすめします。

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まとめ

建売住宅は注文住宅よりも安いイメージがあるかと思いますが、耐震性や品質面で劣るものはありません。
ただし、等級1で建設されているケースが一定数あり、強度は震度6~7の大きな地震に1度だけ耐えられるレベルのものという認識を持っておくことが大切です。
また、等級の調べ方は評価書で調べる方法や、ホームページで調べる方法がありますが、建売住宅を建設した会社に確認するのが良いでしょう。
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