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住宅ローンでも、マイホームに抵当権を設定せずに借り入れができる方法があることをご存じでしょうか。
この記事では、無担保住宅ローンとは何か、利用するメリット・デメリットや利用がおすすめな方をご紹介しています。
マイホームの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
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無担保住宅ローンとは
無担保住宅ローンとは、担保なしで借り入れできるローンです。
住宅の購入・リフォーム・建て替えに利用できますが、金融機関によっては用途を制限している場合があるため注意しなければなりません。
そもそも担保とは、金融機関などのお金を貸す債権者が、返済困難に陥ったときの保証として、債務者から預かる財産です。
担保には住宅などの物的担保と保証人や連帯債務者を設定する人的担保があり、一般的な有担保住宅ローンでは、住宅に抵当権を設定して担保とします。
万が一債務者が返済できない場合、債権者は担保に設定された住宅を強制的に売却し、現金化してローン残債を回収します。
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無担保住宅ローンを利用するメリット・デメリット
利用するメリットは、住宅を担保として、抵当権を設定する必要がない点です。
抵当権の設定にかかる登録免許税や司法書士への報酬が発生しないのにくわえ、返済が滞っても住宅を失わずに済みます。
担保の評価を受ける時間がかからないため、申し込みから融資を受けるまで、担保を設定するよりも短期間で手続きが完了します。
利用するデメリットは、借入期間・金額の条件が厳しい点です。
無担保の場合、担保がある場合と比べて借入期間は10〜20年と短く、借入額も1,000〜2,000万円と少ないです。
また、金融機関は担保がない分リスク負うことになるため、金利が高く設定されています。
有担保住宅ローンの金利が0.5〜1.5％程度であるのに対し、無担保住宅ローンは3.0〜5.0％程度と高く、総返済額が高くなる点には注意が必要です。
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無担保住宅ローンの利用がおすすめな方
無担保住宅ローンは、以下のような有担保住宅ローンで借り入れできない用途を検討している方におすすめです。
●リフォーム
●セカンドハウスの購入
●住宅の解体
リフォーム費用やセカンドハウスの購入費、住宅の解体費などは有担保住宅ローンの利用ができないため、無担保住宅ローンの利用が適しています。
また、無担保住宅ローンは、住宅に抵当権を設定したくない方や、ローン審査の手間や時間を削減したい方にもおすすめです。
離婚が決まっていて返済できるか不安な方などが、住み続けるために有担保から無担保へ借り換えし、抵当権を外すケースもあります。
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まとめ
無担保住宅ローンは、住宅に抵当権を設定せずに、借り入れが可能です。
万が一返済困難に陥っても住宅を手放す必要がなく、手続きが短期間で済むなどのメリットがあります。
ただし、借入額が小さかったり、金利が高かったりとデメリットもあるため、よく検討して決めましょう。
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