マイホームの購入を考えて物件探しをしているときに、気になるのが坪数です。
実際に住んでみないと、どの程度の坪数があれば自分のイメージするマイホームが実現できるのか、よくわからないものです。
今回は、建売住宅の坪数の平均はどのくらいなのか、延床面積30坪の建売住宅の間取り、建売住宅の坪単価についてもご紹介します。
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建売住宅と注文住宅の建物部分の平均坪数は？
2018年に住宅金融公庫が住宅ローン「フラット35」の申し込み者に対しておこなった調査によると、建売住宅の建物部分の平均面積は100.8㎡で、坪数は約30坪です。
一方、注文住宅の住宅面積の全国平均は126.8㎡で、坪数は約38坪となっており、建売住宅に比べて注文住宅の方が面積が広い傾向にあります。
そのため、一戸建て住宅では、30～40坪程度の広さが標準といえるでしょう。
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坪数30坪の建売住宅の間取り
建売住宅の平均的な延床面積30坪は、約100㎡の広さです。
延床面積とは、各フロアの面積の合計であり、家の広さを示す数値で、2階建てや3階建て住宅では階段部分の面積も含まれます。
延床面積30坪の住宅では、3LDKや4LDKの間取りが一般的で、4～5人向けの広さなので、核家族世帯にとって十分に暮らせる広さといえます。
延床面積30坪の家をより広く見せるための方法としては、吹き抜けや天窓を活用することが効果的です。
そのほかには、屋根裏部屋を作って収納スペースや子どもの遊び場として利用する、またはスキップフロアを導入して1.5階や2.5階を作り、異なる空間を設ける方法もあります。
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建売住宅の坪数や坪単価の相場
建売住宅の坪単価の相場は、ローコスト建売住宅で40万～60万円、一般的な建売住宅で50万～70万円、高価格帯の建売住宅で70万～100万円です。
建売住宅の販売価格には土地代が含まれているため、坪単価を計算する際には建物と土地を分けて考える必要があります。
たとえば、土地価格が1,500万円で土地面積が60坪の場合、土地の坪単価は1,500万円÷60坪で、1坪あたり25万円です。
建物価格が3,000万円で建物面積が30坪の場合、建物の坪単価は3,000万円÷30坪で、1坪あたり100万円となります。
もし建売住宅で土地と建物の価格の内訳が明記されていない場合、消費税の金額から逆算して建物の価格を算出する方法があります。
土地の売買には消費税がかからないため、消費税の金額から建物価格を算出することが可能です。
たとえば、消費税が200万円の場合、200万円×10＝2,000万円が建物価格となります。
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まとめ
建売住宅の延床面積の坪数は約30坪が平均で、注文住宅は約38坪です。
延床面積約30坪の間取りでは、3LDKや4LDKが一般的で、4～5人向けとなっています。
建売住宅の坪単価の相場は一般的な建売住宅で50万～70万円となっており、坪単価を計算するには、建物と土地の価格を調べ、それぞれの坪数で割れば算出できます。
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