住宅ローンの繰り上げ返済とは?実施のタイミングを解説

吉田 健司

筆者 吉田 健司

不動産キャリア21年

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住宅ローンの繰り上げ返済とは?実施のタイミングを解説

繰り上げ返済は、住宅ローン返済の負担を少しでも小さくしたい場合の選択肢の1つです。
しかし、実施するタイミングや繰り上げ返済の種類をしっかり検討する必要があります。
今回解説するのは、住宅ローンの繰り上げ返済とはなにか・繰り上げを実施するタイミングや繰り上げにあたっての注意点についてです。

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住宅ローンの繰り上げ返済とは

住宅ローンの繰り上げ返済とは、住宅購入時の返済計画より早く元金を返済することです。
元金を早めに減らすことで、利息の金額が減少し、総返済額を少なくすることができます。
繰り上げ返済には2種類があり、両者を比較してみましょう。
期間短縮型は毎月の返済額が変わらないため、繰り上げ返済直後も毎月の住居費は変わりません。
しかし、完済までの期間が短縮され、ローンの総返済額を大きく減らせる点が利点です。
返済額軽減型は返済期間を据え置き、その代わり毎月の返済額が少しずつ減少する方法です。
ローンの総返済額を減らしたい場合は期間短縮型が有利ですが、すぐに家計の支出を見直したい場合は返済額軽減型も有力な選択肢となります。

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住宅ローンの繰り上げ返済は早いタイミングが効果大

タイミングが早いほど、住宅ローンの繰り上げ返済は効果的です。
とくに期間短縮型を選ぶ場合、早期の返済で高い効果が期待できます。
金融機関ごとに繰り上げ返済可能な最低金額は異なるため、自分が契約しているローンの契約条項を確認することが重要です。
返済可能な金額が貯まったら、こまめに返済して元金を減らしていくスタイルをおすすめします。
ただし、低金利の状況を踏まえると、貯まったお金をローンの返済に充てることが必ずしも最もお得とは言い切れません。
リスクを取っても良い場合、老後資金を増やすために貯めたお金を資産運用に回す選択肢も考慮することができます。

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住宅ローンの繰り上げ返済をおこなう際の注意点

住宅ローンの繰り上げ返済はタイミングが早いほどメリットが増しますが、住宅ローン控除を受けている方は注意が必要です。
ローンの債務が減ることで、控除の優遇から外れてしまう可能性があります。
控除を受け続けることと、利息を減らすことのどちらがお得かを事前にシミュレーションしておくことが重要です。
次に、繰り上げ返済に充てる金額や種類を、手元の資金額やライフステージに応じて検討する必要があります。
たとえば、お子さんの教育費がかかる時期であれば、手元に多めの生活資金を残しておくほうが良いかもしれません。
出費が多い時期には、返済額を減らす効果が低くても「返済額軽減型」を選び、毎月の支出をカットする方法を選ぶのも一つの手です。

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まとめ

返済期間を減らす方法・毎月の負担を減らす方法と、住宅ローンの繰り上げ返済方法は2種類あります。
支払う利息を減らす効果を高めたいなら、早めのタイミングで繰り上げ返済しましょう。
ただし住宅ローン控除を受けている方の場合、控除の優遇がなくなることにより損になってしまうことがあります。
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