60歳から住宅ローンを組むことは可能?注意点や審査のポイントも解説

吉田 健司

筆者 吉田 健司

不動産キャリア21年

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60歳から住宅ローンを組むことは可能?注意点や審査のポイントも解説

住宅ローンの審査において、年齢は重要な要素のひとつです。
しかし、60歳以上でマイホームを購入する場合でも、住宅ローンを組んで資金調達する選択肢はあります。
そこで今回は、60歳から住宅ローンを組むことは可能なのか、注意点と審査のポイントについて解説します。

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60歳から住宅ローンを組むことは可能?

金融機関の住宅ローンにおける、一般的な年齢制限は、申込み時に20歳以上70歳以下とされるケースが多いです。
また、完済時の年齢については、80歳未満と定めている金融機関が一般的です。
60歳以上で住宅ローンを利用する際の特徴として、返済期間が若年層に比べて短く設定される点が挙げられます。
たとえば、満60歳で新たに住宅ローンを申し込む場合、返済期間はおおむね10年以上19年以下に制限されます。
そのため、若い世代に比べて借入可能額が少なくなる傾向があり、希望通りの融資額が受けられない場合があるでしょう。

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60歳から住宅ローンを組む場合の注意点

60歳から住宅ローンを組む際の注意点として挙げられるのは、まず健康リスクです。
加齢に伴い病気や介護が必要になる可能性が高まり、その場合には住宅ローンの返済が困難になるリスクがあります。
退職金を住宅ローン返済に充てる方法も検討できますが、これには生活費を確保するための準備が欠かせません。
退職金を全額使い切らないよう、将来の生活費にも配慮して計画を立てる必要があるでしょう。
また、年金だけでは十分な生活費を確保できない場合、退職金が残っていることで経済的な支援となり、緊急時の助けになることもあります。
返済計画を策定する際には、非常に重要なポイントとして返済期間を慎重に検討することが求められます。
返済期間が短いことにより、毎月の返済額が大きくなりがちですが、生活費を圧迫しない範囲で無理のない借入額を設定することが重要です。

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60歳から住宅ローンを組む場合の審査のポイント

60歳から住宅ローンを組む場合の審査のポイントは、現実的な借入額を設定することです。
退職するまでの期間に余裕をもって完済できる金額を計算するのがおすすめです。
年金収入のみになってからのローン返済は、家計に負担を与えやすく、控除のメリットも少なくなります。
頭金を多く用意し、借入額を減らすことも、審査に通りやすくするために有効な方法です。
住宅ローンの審査基準は金融機関によって異なるため、ひとつの審査に落ちても、別の審査には通る可能性があります。
そのため、複数の金融機関の審査を受けるのもひとつの手です。
万一返済できなくなった場合に売却がしやすいよう、担保評価の高い家を選ぶことも良い方法です。

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まとめ

住宅ローンの一般的な年齢制限は18歳以上70歳以下であり、60歳以上でもローンを組むことは可能です。
60歳から住宅ローンを組む場合の注意点には健康リスクや、退職金の使い方などが挙げられます。
現実的な借入額を設定し、複数の金融機関に審査を申し込むことは、審査に通るためのポイントです。
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