現在、放置された空き家が社会問題になっているのはご存じかと思います。
その理由としては、景観の悪化・異臭・ゴミの投棄などの衛生問題、不法侵入や放火などの犯罪・倒壊の危険など、さまざまです。
とくに景観の悪化・異臭・倒壊の問題は物件の劣化が原因です。
そこで、現在空き家を所有している方に向けて、空き家の劣化の原因やデメリット、管理方法をご紹介します。
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空き家が劣化する原因
空き家が劣化する主な原因は4つです。
1つ目は換気不足での湿気です。
とくに湿度の高い梅雨や夏の時期は、換気をしないと湿気が溜まり、カビが繁殖し、劣化してしまいます。
2つ目は雨漏りです。
住んでいるときに雨漏りがあれば修理しますが、空き家になって誰も住んでいないと雨漏りが放置されるため、家の劣化が進んでしまいます。
3つ目は給排水管、ガス管です。
給排水管やガス管は長い間使わないと、内部に溜まった異物などの影響で破損しやすくなります。
4つ目はカビ・ほこりが原因で発生する害虫や害獣です。
とくにシロアリは柱や壁に穴を開けるので、倒壊のリスクがあります。
また、ネズミなども、異臭や倒壊の原因になり得るため注意が必要です。
空き家が劣化した場合のデメリット
空き家が劣化すると主に3つのデメリットがあります。
1つ目は売却がしづらくなる点です。
劣化している空き家はなかなか買手が見つかりません。
2つ目は賃貸物件に出しても借り手が見つかりにくい、または修繕に多額の費用がかかる点です。
空き家でもしっかり管理していれば借り手は見つかりますが、劣化していると誰も借りたがらないでしょう。
そのため、賃貸物件として利用したい場合、修繕やリフォームが必要ですが、劣化がひどいと多額の費用がかかります。
3つ目は特定空家に指定される点です。
特定空家に指定されると固定資産税額が高額になるほか、場合によっては自治体から撤去・修繕命令が出され、その費用も所有者が負担することになります。
空き家を劣化させない管理方法
空き家の劣化を防ぐために欠かせない管理方法として、主に次の3つが挙げられます。
●空気の入れ替え
●水を流す
●害虫駆除
空き家の劣化の主な原因は換気不足で湿気が溜まることなので、定期的に空気の入れ替えをおこないましょう。
給排水管も空き家の劣化の原因の一つですが、使用していれば劣化を遅らせることができるので、定期的に水を流しましょう。
定期的な空気の入れ替えや通水・掃除をおこなうとともに、忌避剤を散布し侵入口を塞ぐことで、害虫や害獣の対策となります。
もし害虫が発生した場合は、燻煙剤を使ったり害虫駆除業者に駆除を依頼しましょう。
まとめ
放置された空き家は今や大きな社会問題となっています。
とくに劣化が進み特定空家に指定されると、デメリットばかりとなってしまいます。
劣化の原因は湿気・雨漏り・給排水管・害虫です。
空き家を管理する際は、空気の入れ替えや通水、害虫対策を重点的におこないましょう。
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