本記事を読んでいる方のなかには、空き家を放置しているものの、将来的には売却をしたいと考えている方も多いでしょう。
しかし、一言で売却するといっても、空き家の売却方法をご存じなければ中々実践できません。
そこで今回は、空き家を放置するデメリットと売却方法についてご紹介します。
空き家を放置するデメリット
空き家を放置したことにより発生するデメリットとして、老朽化が挙げられます。
長年空き家を換気していないと湿気が溜まりやすくなって、害虫の発生につながり、老朽化が進む原因になりかねません。
空き家の老朽化が進んだ結果、倒壊してしまう恐れがあるため、空き家を放置するべきではないのです。
また、空き家を放置していると、犯罪の拠点にされてしまう可能性があります。
さらに、空き家が荒れて周辺の景観を悪くしてしまい、近隣トラブルとなる恐れもあります。
このように、空き家を放置することでさまざまなデメリットや近隣への悪影響が生じるのです。
空き家を放置していたら税金がかかる
空き家にも一般の不動産と同じく、固定資産税や都市計画税が発生します。
固定資産税とは、毎年1月1日の時点で不動産を所有している方に対して課せられる税金です。
都市計画税は、都市計画法による市街化区域内に所在する土地や家屋が課税対象になる税金です。
それにくわえて、特定空家に指定された場合は固定資産税が高くなる恐れがあります。
じつは、空き家が増えることで周辺環境の悪化や家屋の崩壊などのリスクが発生する可能性があることから、空き家への対策が強化されています。
倒壊など著しく危険となる恐れがある状態の空き家や、適切な管理をせず著しく景観を損ねている空き家は、特定空家に指定されることがあります。
特定空家に指定されると減税の特例が適用されず固定資産税が6倍にもなる可能性があるので、空き家を所有している場合でも放置せず適切に管理しましょう。
放置している空き家を売却する方法
空き家を売却する方法の一つとして、古家付きの土地として売る方法が挙げられます。
この売却方法では、空き家を解体する費用を抑えて売却できるので、負担が少ないことがメリットです。
しかし、古家付きの土地は売れにくい傾向にあるため、売れるまでに長期に渡り適切な管理が必要となるかもしれません。
また、もう一つの空き家を売却する方法として、更地にして売ることが挙げられます。
土地を更地にするには高い解体費用がかかるものの、買主は土地を取得してからすぐ家を建てられるので、買主が見つかりやすい傾向にあります。
どちらの売却方法がご自身に適しているのかを検討したうえで、売却しましょう。
まとめ
空き家を放置すると、老朽化による建物の倒壊や、景観を損ねることによるご近所トラブルなど、さまざまなデメリットが生じる恐れがあります。
また、活用していない土地や建物のために固定資産税や都市計画税を支払い続けることにもなります。
本記事をぜひ、所有している空き家の対策として参考にしてください。
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