親が亡くなった際、ほかに同居人がいなければ、子どもは住人がいなくなった実家を相続することになります。
しかし実家の活用方法がすぐには見つからない場合、相続時の慌ただしさも相まって実家が空き家のまま放置されてしまうケースも少なくありません。
今回は、そういった実家に関するトラブルを避けるために重要な実家じまいついて、必要な準備や具体的な方法を解説します。
■□・‥LINEからのご相談も受付中!LINE公式アカウントを友だち追加してお気軽にご相談ください!‥・□■
実家じまいとは?
実家じまいとは、建物や荷物を処分し実家を畳む活動のことです。
住人のいない実家を相続した場合でも、しっかりと実家じまいをおこなえば空き家のまま放置されることはありません。
近年は、親が亡くなる前に実家じまいをおこなうケースも多く見られます。
生前に実家じまいをおこなう主な理由は、子どもの負担を減らすこと、自身の負担を減らすことの2点です。
事前に財産を整理し不要な建物や荷物を処分することで、相続時の子どもたちの負担が軽減されます。
また、実家の立地や設備が老後生活に不向きな場合は、より便利な新居に引っ越すことで暮らしが快適になるでしょう。
病院への入院や施設への入居、二世帯住宅での同居をきっかけとして、不便な実家を引き払うケースも少なくありません。
実家じまいに必要な準備
実家じまいの準備として大切なのは、話し合い、財産の確認、住み替えの用意の3ステップです。
まずは親と子ども、親しい親族などの関係者で、実家じまいをするべきかどうか話し合いましょう。
誰かが実家に住みたいと考えているのであれば、仮に親が転居したとしても実家じまいは必要ありません。
実家じまいを決定した後は、親の財産についての確認を進めましょう。
農地や山林といった財産を詳細に把握することで、住み替え先の選択や今後のライフスタイルが決めやすくなります。
また、財産の確認と並行して、住み替え先についても決めておきましょう。
実家じまい後の住居としては都心部のマンション、セカンドハウス、二世帯住宅、施設などさまざまな選択肢が考えられます。
実家じまいにおける建物や荷物の処分方法
実家の建物はそのまま中古住宅として売却するか、解体して更地として売却するかの2つの処分方法が考えられます。
建物が古い場合は、更地のほうが買い手が見つかりやすいケースも多いでしょう。
ただし、解体費用が発生する点、固定資産税が高くなる可能性がある点には注意が必要です。
実家の荷物はその種類や需要に応じて引き取る、売却する、破棄するといった処分方法を選ぶことになります。
荷物の処分に関して親族間でトラブルが発生するケースも多いため、早い段階から処分のルールやスケジュールを決めておくと良いでしょう。
まとめ
実家じまいをおこなうことで、子どもは相続時の負担が少なくなり、親の生活環境も改善できる場合があります。
建物や荷物の取り扱いに関して親族間でトラブルが発生するケースも見られるので、早い段階からしっかり話し合いをしておきましょう。
私たちR-home(アールホーム)は、茨城県・千葉県エリアを中心に多数の売買物件を取り扱っております。
不動産のご契約から物件の引き渡しまで、全ての手続きに同行させていただきますので、お気軽にご相談ください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓