不動産を相続する予定のある方であれば、相続で発生するトラブルで身内同士の仲が悪くなることは避けたいと思われるでしょう。
相続は、場合によっては深刻なトラブルの原因になり得ます。
この記事では、遺産の相続について遺産分割協議とは何か、よくあるトラブル、発生するトラブルの解決策をご紹介します。
■□・‥LINEからのご相談も受付中!LINE公式アカウントを友だち追加してお気軽にご相談ください!‥・□■
遺産の相続 遺産分割協議とは
身内が亡くなるなどで遺産相続が起きた場合、基本的には遺言書にしたがって遺産の相続がおこなわれます。
しかし、相続人全員の合意があれば、遺言書と異なる相続方法を取ることもできます。
その際におこなう、遺産分割に関する話し合いが「遺産分割協議」です。
協議の大きな特徴は、相続人全員の合意がないと話し合いの結果が無効になる点です。
話し合いに非協力的な方がいたり、行方の分からない相続人がいたりすると、協議を進めることができません。
遺産の相続 遺産分割協議のよくあるトラブル
遺産分割協議が始まってから争いに発展しやすい内容が、遺産の範囲です。
残された遺産が被相続人の遺産なのか、被相続人以外の固有の遺産なのかでトラブルが発生しやすいでしょう。
また、遺産の全体像が明確でない場合も注意が必要です。
協議中には見つけられなかった遺産が後から発見された場合は、よくトラブルが発生します。
他に、遺産が不動産であれば分割方法でも争いに発展するかもしれません。
不動産を換金してから分割する方法や、共有財産として取得するなどさまざまな方法があります。
不動産の評価方法は複数あるため、評価方法によって評価額が異なる点も争いの種となり得るでしょう。
遺産の相続 遺産分割協議で発生するトラブルの解決策
最も簡単な方法として、相続が発生する前に遺産分割について話し合う方法があります。
身内が亡くなる前に、相続について話し合うのは気が引けるかもしれませんが、トラブルを防ぐためには有効な方法です。
遺産分割協議で、どうしても話がまとまらない場合は、調停申し立てが可能です。
調停では、裁判のように勝ち負けを決めるのではなく、家庭裁判所を含めた話し合いによる協議がおこなわれます。
調停でも決まらない場合は、家庭裁判所による審判で分割方法を決定できます。
他に、遺言の内容を確実に実行するための遺言執行者を指定する方法もあるでしょう。
あらかじめ、遺言による手続きを進める権限を付与していれば、手続きがスムーズに進みます。
まとめ
遺産の相続について遺産分割協議とは何か、よくあるトラブル、発生するトラブルの解決策をご紹介しました。
相続人全員の合意があれば、遺産の相続方法を変更できますが、遺産の範囲や分割方法でトラブルが発生しやすいでしょう。
相続発生前から話し合い、遺言執行者を決めるなどの方法でトラブルを防ぎましょう。
私たちR-home(アールホーム)は、茨城県・千葉県エリアを中心に多数の売買物件を取り扱っております。
不動産のご契約から物件の引き渡しまで、全ての手続きに同行させていただきますので、お気軽にご相談ください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
■□・‥LINEからのご相談も受付中!LINE公式アカウントを友だち追加してお気軽にご相談ください!‥・□■