住宅ローンの支払いが難しくなってきた場合、任意売却を検討するケースがあるでしょう。
住宅ローンの返済ができなくなった場合の手段ですが、住宅ローンを滞納していないのに任意売却することはできるのでしょうか。
今回は、任意売却できる条件と、住宅ローンを滞納する前に任意売却するメリットについてご紹介します。
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住宅ローンを滞納していないのに任意売却できるのか
住宅ローンを滞納していなくても、任意売却できるケースはあります。
ただし、基本的には住宅ローンを滞納していなければ、金融機関に任意売却を了承してもらうことは難しいでしょう。
金融機関が応じてくれさえすれば売却できますが、金融機関が応じてくれるのは、債権を回収するうえで今の時点で売却することがもっとも良いと判断した場合です。
たとえば、失業や破産、病気、怪我などで収入が減ったり、収入が無くなった場合、住宅ローンの返済ができなくなる可能性が高くなるため、このまま返済を続けるよリ売却したほうが良いという判断になる可能性があります。
なお、住宅ローンの返済を始めてから、それほど期間が経っていないケースでは、売却しても住宅ローンの残債額に届かないことが多いため、任意売却を了承してもらえません。
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住宅ローンを滞納していないと任意売却が難しい理由
住宅ローンを滞納していないと任意売却が難しいのは、住宅ローンの借入先である金融機関に了承してもらいにくいからです。
金融機関が任意売却を了承しない理由の一つとして、金利を回収できなくなることが挙げられます。
金融機関は、住宅ローンを貸し出す代わりの報酬として金利を得ており、金利を受け取れなければ、貸し出した意味がありません。
また、住宅ローンの残債が物件の現在の市場価格を上回っている場合、任意売却が難しいことがあります。
物件を売却した金額で住宅ローンを返済できないと、金融機関は債権を回収できないため、任意売却を了承しないのです。
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住宅ローンを滞納せずに任意売却するメリット
住宅ローンを滞納せずに任意売却するメリットは、信用情報に傷がつくことを防ぐ点です。
住宅ローンを長期間滞納してしまうと、信用情報機関に事故情報が登録されてしまい、最低5年間は記録が残ってしまうのです。
クレジットカードの契約やキャッシングローンを組む際には事故情報を確認するため、信用情報に傷がついていると利用できない可能性が高くなります。
任意売却自体は事故情報にはあたりませんが、売却の代金で住宅ローンの残債を支払いきれなかった場合、その後も返済は続きます。
そこで、返済を滞納してしまうと、信用情報機関に記録されてしまうため注意が必要です。
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まとめ
住宅ローンを滞納せずに任意売却することが難しい理由は、金融機関が住宅ローンを完済してほしいと考えるからです。
住宅ローンを返済している最中に任意売却してしまうと、金融機関は債権をすべて回収できなくなるため、任意売却を了承してもらうことは難しいのです。
なお、売却した後も返済が続くことが多いので、返済が苦しい場合、まずは早めに金融機関に相談することをおすすめします。
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