住宅ローン完済時の平均年齢は？完済時期の考え方についても解説
住宅ローンは最大で35年もの長きにわたって借り入れるものです。
住宅ローン完済時の年齢を考えたときに不安を感じてしまい、マイホームを購入する決断が付かない方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、住宅ローン完済時の平均年齢や完済時期の考え方、リタイア前に完済したいときに必要な月々の返済金額について解説します。
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住宅ローン完済時の平均年齢は何歳？
住宅金融支援機構の「2022年度フラット35利用者調査」によると、住宅ローンを借りた方の平均年齢は42.8歳です。
また同調査によると借り入れ期間の平均は32.6年なので、これらを踏まえると完済時の平均年齢は約73歳～78歳であるといえます。
一方で、完済までの期間でもっとも高い割合は10年超15年以下です。
借り入れ期間よりも10～20年ほど短くなっている結果から推察すると、30～40代で住宅ローンを組んだ方の多くは早期返済に努め、60～70代で完済している様子が浮かび上がってきます。
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住宅ローンの完済時期の考え方
住宅ローン完済時の上限年齢は最長で80歳ですが、年金暮らしとなる定年後にも返済が残ると生活が圧迫されてしまいかねません。
そのため、安定収入を得られているうちに住宅ローンを完済するのは考え方のひとつです。
また定年後も住宅ローンの返済が続くときは、退職金などを使ってできるだけ早期の完済を心掛けることも大切です。
そのほか、住宅ローンを借りるときには金利タイプにも気を付ける必要があります。
金利の低い変動金利タイプで借りると総返済額を抑えられますが、金利上昇リスクにさらされる恐れがあります。
一方で固定金利タイプを選ぶと完済までの返済額が一定なので返済計画を立てやすい側面があるものの、変動金利タイプよりも金利が高いので総返済額が増えてしまいかねません。
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住宅ローンをリタイア前に完済したいときの月々の返済額
住宅ローンをリタイア前に完済したいときの月々の返済額は、借りる方の条件や借り入れ額などによって異なります。
たとえば30歳の方が3,000万円の物件を購入するときに2,400万円のローンを組むときは、毎月約8万4,000円を返済する必要があります。
一方、40歳の方が同じ条件でローンを組むと返済期間は当然短くなるので、毎月の返済額は約10万5,000円です。
住宅ローンをリタイア前に完済したいがために家計が圧迫されては元も子もありません。
住宅ローンを借りるときには、総合的にシミュレーションをおこなったうえで慎重に検討することが大切です。
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まとめ
住宅ローン完済時の平均年齢は、73歳～78歳です。
住宅ローンは最長で80歳まで借りられますが、収入が安定しているうちにできるだけ早く返済するのがポイントといえます。
住宅ローンをリタイア前に完済したいときには、事前にシミュレーションを徹底したうえで無理なく返済できる金額を設定することも重要です。
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